2011/09/19

「六花」手ぬぐい、10年ぶりに新しくなります。

日本列島から離れていく台風と、近づいてきた台風の影響で、空や風向きの変化が激しい。進路にあたる地域の皆さま、どうかお気をつけください。



さて、先週友人の家に遊びに行くと、そこの娘さんが栗拾いをしていました。まだ5歳、でも炭バサミ(火バサミ)を使って、イガから上手に栗を取り出していました。その後、茹でたての栗をみんなでいただきました。ホクホクしていて本当に美味しかったです。目の前にある木から落ちた実を、拾っている姿を眺め、茹でているところを見、食す。ただそれだけなのに、贅沢な気分でした。シンプルに、そこに全てがあるということ。
(栗の木が、もっと小さな木だった頃を知っていて、5歳の子のうまれた頃を知っている。
時間の経過が、思いに厚みを与えてくれます。)栗の木と、拾う彼女。ボールいっぱいの栗。






品切れ中の「六花」手ぬぐいですが、少し描き直して再販予定です。ちょうど10年前の今頃、「六花」の版下を描いていました。その時にトレースした参考写真のコピーが残っていたので、また同じように、上からなぞって、自然のもつ美しいカタチを再現できれば、と思っております。10年経っても、まだ同じやり方というのが笑えますが、10年前はガラス机の下からライトを照らして描いていました。今回は、風呂敷「六花」を描く際に手に入れた本 『 Snowflakes in Photographs 』 から新たな雪の結晶も加える予定!本を眺めていると、その美しさに溜息がでます。
ライトボックスの上にプリントを置いてトレース中。





今日は都内でも大きな脱原発集会が開かれ、友人たちも参加していました。(『さようなら原発集会・デモ』)私は出掛けられなかったので署名だけでも。もうこれ以上、悲惨な状況にしないために、少しずつでも行動していきたいです。でも、エネルギーの問題というのは、なかなか難しく、複雑なものですね。

2011/09/08

くらしのmoto市、無事終了。ありがとうございました。

先日4日は(台風の影響も心配される中)『くらしのmoto市2011』は開催され、無事に終えることができました。開場時間前から長い列ができ、開場後も大賑わいでした。ご来場くださった皆さま、そしてイベントを盛り上げてくださった全ての方に感謝いたします。

初めての野外イベント!と張り切っていたのですが、当店は布ものを扱うので、急遽お寺の中での出店となりました。他のお店はどこも什器を持ち込んで素敵なディスプレイでしたが、当店はタオル干しハンガーひとつ!シンプルな店構え。すぐそばでライブが行なわれていたので、心地よい音楽の中でのお店番。時々気持ちのいい風が流れてきていました。

ネットやチラシで見たから、と、わざわざ来てくださったお客様、お取引先のお店の方々、手ぬぐいを染めてくださっている職人さんたち。イベント用の駐車場がなく、町田駅からはバスで20分くらいかかる場所なので、駆けつけてくださり本当にありがたく思いました。
混雑時はお待たせしてしまったり、至らぬ点が多々あったと思います。反省して今後に
つなげてゆきたいです。

魅力的なお店が沢山出店していたのに、三分の一くらいしか、見ることができませんでした。おいしそうなお店も、行列に並ぶことができず眺めるだけ。休憩時間に慌てて買い物に走ったり、出店されている方とお話したり。日頃、一人で仕事をしているので、言葉を交わすことの楽しさ、大切さを実感する一日でした。

「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...