2012/09/23

今年のイベントはあと2つ。

数日前から一気に10度ほど下がり、肌寒いくらいです。彼岸花も咲いています。ようやく秋ですね。

来週日曜日(9月30日)は、『くらしのmoto市2012』、その一週間後(10月7日)は『Jiモール大バザール&森の市2012』に出店いたします。ただいま準備中です。


新作と、新しい「風知草」の版下は染め屋さんへ。また微妙な色合いをお願いしてしまいました。どうなるのかしら、という期待と不安でドキドキしています。染め上がりが待ち遠しいです。


 

これは、染め屋さんへ希望の色をお伝えするために添付している色見本です。手ぬぐいの白生地に、顔料で染めました。手ぬぐいは染料なので同じ色合いにはなりませんが、希望の色の雰囲気、目安をお伝えする際に使っています。『日本の伝統色』など、カラーチップを使うこともありますが、あの中にも希望の色が見つからないことが多く、また、紙に印刷されたものよりも、布に染まったものをお渡しする方がわかりやすい、とおっしゃる方も。


最近、7〜10年ぶりくらいにご注文をくださるお客様が続きました。あの頃は、わずか数柄しかなかったのに、ずいぶんと増えましたね、というメッセージをいただくと、嬉しくもあり、しかし、まだこれだけか、という気持ちも。作ることも、それを続けていくことも、大変であるということがわかっているだけに、皆さまに受け止めていただきながら、今日も生きているということが ありがたいです。



2012/09/12

新作と「風知草」柄のリデザイン。

今月末の30日は、町田市忠生の簗田寺(りょうでんじ)さんでひらかれる『くらしのmoto市2012』 に参加いたします。昨年に続き2回目の参加なのですが、今年も気になるお店が沢山あります!(お店番があるので、なかなか買い物には行けないけれど…)ライブ、座禅会、ワークショップなどもあり、賑やかな楽しい一日になりそうです。
皆さまもご家族やご友人と一緒にぜひ。


さて、新作と、リ・デザイン『風知草』の版下は仕上がりました。
色のこと、染めのこと、悶々と考えていましたが、まずは染めてみないと。初回の染めの時はいつも、期待と不安で落ち着きません。

下の写真は、リ・デザイン『風知草』の版下を描いているところです。10年前の柄を写して、線を直しつつ描いています。大きく変更も考えましたが、あの頃のおおらかな線で、のびのびと揺れる風知草をそのままに、また描いていきました。
10年前の今頃、長瀞に自生する風知草を見に行ったこと、帰り道にススキをとって帰ったことなど、柄と一緒に、様々な思い出が蘇ります。



「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...