2013/09/24

イベントが近づいてきました。

先週までは新作の下描きなどに取り組んでいましたが …気がつけば、ふたつのイベントは目前!そして お店からの注文が重なり、あたふたと準備や発送に追われております。出店系のイベントは久しぶりなので、あれも必要だった、これも準備しなくては、と今頃になって思い出したり気がついたり。その一つがテーブルクロス。週末(29日の日曜日)の 「くらしのmoto市」で必要なのですが、ちょうどいい大きさのものがないので、手ぬぐいを縫い合わせています。(大きな縫い目がおはずかしい)手縫いですので、糸を切れば、また元の手ぬぐいに戻ります。



 
「くらしのmoto市」のあとには、10月2日から愛媛県西条市で「手ぬぐいと藍の布もの展」がはじまります。手作りひなやさんとの合同展です。



 
今年は1月からイベントに参加してまいりましたが、この二つで今年は終了です。来年は1月のお正月明けに、浦和の「楽風」さんでグループ展です。当店もお世話になっている和雑貨 翠さんの15周年記念イベント!私もお店番の予定です。

来月は、そろそろ涼しくなってきましたので 「植物染め手ぬぐい」 を再開しようと思っております。お待たせしている皆さま、もう少しお時間をくださいね。その前に、途中になっている新作手ぬぐいを仕上げなくては。




発売日を心待ちにしていた トウヤマタケオさんの新譜。"飛ばない日"。仕事部屋でずっと流れています。福岡でのライブのこと、翌日手ぬぐい展をご覧くださったこと(その時の手ぬぐいは旅の途上で無くされたそうです・笑)、尾道のお話なども思い出しつつ、しみ入る音に耳を傾けています。

 

2013/09/11

長年の相棒、アイロン台との別れ。


窓辺にイチモンジセセリ。グリーンカーテンにはゴーヤが次々と育っていますが、こうした虫たちのおかげなのかも。みんなゴーヤの黄色い花に立ち寄ってくれます。

 

先日、染め屋さんにうかがい、いろいろ相談や発注など。
地染めの柄(立涌、縞市松、蓮花果托など)は、染めてくださるところが変わり、今までの色とは少し違ってしまうかも、ということです。残念ですが、仕方ありません。染め上がりが楽しみでもあり、不安でもあり。

秋の柄を描きたいな、と思っていましたが、なんとなく秋も短そうなので、あまり秋にとらわれないで、新しい柄のアイディアを練っております。調べ物をしたり、気になる柄を思い描いている時は楽しく、時間が経つのも忘れますが、日々の仕事やお待たせしている案件もあって、一日はあっという間です。イベントもこれから続きますし。



… 9年間お世話になったアイロン台(兼 作業台) とお別れしました。毎日、この台を広げるところから仕事はスタート。ハサミが当たる部分は穴があいたり擦り切れたりして、何度も繕いました。しかし、もうそろそろ、ということで新しい台を買いましたが、なかなか捨てられず、使い続けていました。いよいよ、回収業者さんが引取りに来てくださったのですが、その喪失感で その日は仕事が手につかず … 。今あるパソコンよりも、布切りバサミよりも、どんな道具よりも長い間あひろ屋の仕事を支えてくれた相棒でした。本当に、お疲れさま。どうもありがとう。
写真は、別れの朝に (なぜか台所で) 撮った最後の1枚です。




2013/09/01

「手ぬぐい展2013」は終了いたしました。

少し涼しくなってきたかな、と思ったら、猛暑復活。まだ油断できません。しかし、我が家の鈴虫たちの声は、段々と細くなってきています。布団の中から聴いていると、切ない気持ちに。窓の外からも、秋の虫の声が聴こえてくるようになりました。


茶房 高円寺書林さんでひらかれていた 『手ぬぐい展2013』 は本日をもちまして
終了いたしました。会期が終わりに近づいているのに、ご来店くださる方が増えていて、と終了3日前に教えていただきました。そしてまさかの追加納品。最終日にお届けでした。
なぜか「浅蜊」柄が人気だったようです。お暑い中、遠方から、そして何度も、お出掛けくださった皆さま、そして関係者の皆さま、本当にありがとうございました。


8月後半は怒涛の発送作業の日々で、寝不足でフラフラしておりました。急いでいるつもりでも、発送までお待たせしてしまい、ご迷惑をおかけ致しました。
疲れにはビタミン、ということで、箱いっぱいの柑橘類を送ってくださった方が。レモン、オレンジ、デコポン、甘夏。部屋には爽やかな香りが漂い、鮮やかな色に励まされています。さっそく、毎朝しぼっていただいています。たしかに、なんとなく調子が良くなってきたような!ごちそうさまでした。




 

さて、秋のイベントでは「手作りひなや」さんとのコラボ商品も並べる予定です。
そのひとつ、手ぬぐいのハギレで作っていただいたコースター。違う柄の手ぬぐいを3枚重ねているので、下の柄が透けて見えたり、なかなか面白いコースターなのです。今となっては懐かしい色や柄のハギレたちが組み合わされていて、1枚1枚、アルバムを眺めるように見入ってしまいました。そして、それらをしまおうと重ねた時、時間の重なりが目の前に現れたようで、ハッとしてしまいました。12年分の時間 … 。ひなやさんの縫製の美しさとともに、写真に残しておきたい、と思い パチリ。




 


「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...