2016/02/24

望雲さんの「包む」展と、国立のmusubiさん。

春めいてきたかと思えば、急に冷え込んだり、まだ油断はできませんが、水仙やジンチョウゲが咲き始め、もう冬ではないなぁ、と感じます。



先週より、福岡の望雲さんで「包む」展が始まりました。あひろ屋からの出品は手ぬぐいを縫い合わせた風呂敷です。モノを包むだけでなく、カバーとして、敷布としても お使いいただけると思います。畳めば小さくなり、手縫いなので糸を簡単に抜くこともでき、いざとなれば3枚の手ぬぐいに戻ります。(戻す方は、あまりいらっしゃらないとは思いますが。)先月から、時間を見つけてはチクチク。針を持つ静かな時間は、なかなかいいものでした。

「包む」展には、多くの作り手さんが参加しています。詳しくは望雲さんのサイトをご覧くださいませ。





今月より、新しいお取引先が増えました。東京都国立市の「musubi」さんです。
暮らしまわりの道具や雑貨を扱うお店ですが、店主さんは10年以上前から当店手ぬぐいをご愛用くださっていた方。数年前にお店に開店されたそうです。うかがってみると、いくつかの繋がりがあり、こうして時を越えて、お取引が始まったこと、わりとご近所にお取引先ができたこと、不思議なご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。





注染の手ぬぐいは、洗濯方法や保管に気をつけていても、少しずつ色褪せてゆくもの。色落ちテストをし、どんなふうに変化していくのかを確認するために、発売後から使い続けるようにしています。
写真の一番左は、「鉄瓶(白茶色)」で ほとんど柄が見えなくなっています。その隣の「縞市松(茶色)」は、発売時からなので5年ほど使ったものですが、だいぶ色褪せてきています。どんなにヨレヨレになっていても、長年使い込んだ手ぬぐいには愛着があって、なかなか雑巾にもできず、そばに置いています。特岡という生地は、細い糸で密に編まれているので丈夫で長持ち。肌触りだけでなく、そのあたりも気に入っています。




…雲竜椿の二世が、ようやく葉を出しました。すでに葉のフチはギザギザ、クネクネする枝も、まだ小さいからなのか、真っ直ぐに伸びています。



 

2016/02/07

新作の手ぬぐい「斑雪(はだれ)」を発売いたしました

今年も、盆栽の雲竜椿が咲き始めました。昨年の秋、初めてタネをつけたので、濡らしたキッチンペーパーに包み、暗い場所で保管。発芽していたので、根の先端を切り、植木鉢に移植。(ただ鉢に蒔いただけのタネも発芽していました。)親子揃って、春を迎えた雲竜椿。二世の花を見てみたいけれど、何年後になるのかしら。





数日前、新作の手ぬぐい「斑雪(はだれ)」を発売いたしました。
雪解けの頃の眺め、を柄にしてみました。手ぬぐいは立春の日に届き、タイミングがいいなぁ、と箱を開けたのですが … ギョ!!部分的なボカシ染めに、釘付けになってしまいました。
私の指示がうまく伝わっていなかったようなのです。でも、これは手間のかかる染めなので、職人さんは悩みつつ、挑んでくださったんだと、ありがたく、そして自分の指示の仕方に反省。
生地のミミからミミへのボカシ染めは依頼どおりで、滑らかな、美しいグラデーションでした。そして、色合いが絶妙。色見本よりも、いい色なのでは、と思いました。まだ肌寒い春の訪れの雰囲気が、あらわれているように感じます。






注染の魅力と難しさ。
一発勝負なだけに、染めてみないとわからない部分はありますが、最低限わかりやすい指示であったり、信頼の上での「お任せ」が必要、とわかってはいるのですが。いろいろな仕上がりからまた学んだり、次に活かせそうな気がしました。修行は続きます。

 




会期終了直前に、ようやく出かけることができました。
「水 - 神秘のかたち」展 サントリー美術館(2/7終了)
水にまつわる文様にも惹かれましたが、展示品の背景や説明を読むうちに、かつて歩いた土地のこと、旅先で感じたことなどを思い出し、またそういう時間を持ちたいものだなぁ、としみじみ思いました。水とともにある信仰 … 興味深いです。

 

咲き定まりて

「注染+松煙染め」手ぬぐいですが、第二弾も染め上がり、サイトにアップしましたところ、あるお店からご注文をいただきました。 まだ数量を多く作れていないので、卸販売は来年から、と思っておりましたが、扱いたいと思ってくださるお店があるようですので、在庫のあるものは、販売してまいります...